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(2009.2.15 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今週は土曜日が友達の結婚式だったため、日曜日に日の出乗馬倶楽部へ。土曜日は2月とは思えない暑さでしたが(なんと20℃あったとか)、今日もけっこうあったかい。
今日もまずは昼休みに、半自馬グレイトに乗ります。今日は馬場の状態がかなりいいので、大きいほうの馬場で、調子が良ければ横木通過なんかしてみようかな。

10時45分ごろ、鞍や肢巻などの馬装準備をしてからクラブハウスに戻ろうとしたら、馬房のグレイトに大きな声で呼び止められました。あ、悪い悪い、早飼いの時間だわ。
彼は、わたしが来ている日は昼ごはんが早めにもらえることを知っているので[ちょっと! ボクのごはん忘れてますよ!]と抗議したみたいですが、それにしても時計が読めるのかい、アンタ。

人馬ともに早めの昼食を終え、12時から馬場へ出ます。常歩で歩きながら、あとで横木通過をするならどうやるのがいいかな、なんて考えていましたが、さっきのレッスンのなごりで横木が2本置いてある。人馬ともに横木が久しぶりなのに、いきなり2本はないだろうと、Nくん先生を呼び止めて1本にしてもらいました。
グレイトは昨日動いているはずなので、常歩は短めに、ただしガッチリやることにしました。巻き乗りや斜め横足をやってから、ラチを利用して馬を真横に動かす運動。けっこうつめる運動なので、馬が反発して後退したり、逆に前に出そうとしすぎてラチを蹴っ飛ばしてしまったり。
でもここまでやっとくと、速歩に移行するのが格段に楽なんだよなぁ。

速歩でも巻き乗りや斜め横足を組み込みながら運動し、輪乗りで反対姿勢の速歩をしたりして、できるだけ横の動きを入れていきます。駈歩までやって、ある程度前に出るようになったので、そろそろ横木に入ってみるか。
グレイトには八王子乗馬倶楽部での試合のときに、横木で物見されたことがあるほどで(またがせようとしたわけでもないのに!)、基本的に好きではないことはわかっています。そんな馬を逃げさせずに横木に向かわせるためには、ちょっと環境も考えてやらないといかんだろう。
グレイトの嫌いな道路側に向かう方向(左図で右→左)は、厩舎から離れる方向でもあるし、ますます行きたがらないだろう。その逆向き(左図で左→右)なら、嫌いな場所から好きな場所へ行く方向だから、その向きから始めれば一発目で切られることはないだろう。まずは「またぐ」ことを納得してもらわないと。
そんなわけで、最初は右手前の速歩で大きく回り、横木に向かいました。横木にまっすぐアプローチしたら、ぐーちゃんの肩の出がとたんに悪くなり、躊躇しているのがありありとわかる。
リズムに合わせて声をかけながら横木をまたがせると、前肢を高く上げて歩く感じで、1歩1歩に妙に力が入っている感じ。横木ごときにそこまで緊張しなくてもいいのに(笑)。
でも予想に反して横に逃げることはなかったので、そのまま同じルートで3回ほどまたがせます。これなら大丈夫そうなので、手前を換えて反対方向に通過。ぐーちゃんはやっぱりイヤそうで、後肢を当ててしまったけど、まあまっすぐ入っただけでも良しとしよう。

大きく回ってきたり、半巻きしたりして、何度も横木通過。ぐーちゃんも(やっぱり固いけど)少しは慣れてきたかな、という感じなので、ちょっと駈歩で入ってみるか。
最初は輪乗りで駈歩を2〜3周。それから輪を開いて蹄跡近くに出て、駈歩のまま横木にまっすぐアプローチすると、ぐーちゃんの歩度がだんだん落ちていきます。横木まではなんとか駈歩でいけたのですが、またぐ瞬間に速歩に落ちてやんの。
手前を換えてみても、やっぱりギリギリで速歩に落としてしまいます。いったん速歩に落として何回か通過し、また駈歩で両手前1回ずつ通過しようとしたのですが、どうしても速歩になってしまいました。
まあ、馬がやりたがらない上に、わたしの推進も弱いんだから、当たり前っちゃ当たり前だわな。

それにしてもぐーちゃんがあまりにも肩に力が入るのがおかしくて、大笑いしながらの横木練習でした。
人馬ともにいい気分転換になった(ついでにトモの運動にもなる)、とわたしは思ったのですが、ぐーちゃんはこの季節にしてはけっこう汗をかいていて、しかも首にかく汗なんて緊張した証拠だわなぁ。でもまたやろっと。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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