(2009.3.14 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
天気予報では午後から回復するということだったので、午後からぼちぼち行くか、と準備していたら、少しは風雨がマシになってきました。じゃあとりあえず普通通りに行ってみるかい、と出かけると、ダイヤは大幅に乱れていたものの、なんとか30分遅れ程度で武蔵増戸駅に到着。
まだ雨は降っているけど、風はほとんど止んだので、いつも通り12時から乗ることにしました。
とは言っても半自馬グレイトが腰を冷やしたらかわいそうなので、エクササイズシート(運動用の馬着)を着せて馬装。昨日まで乾いていたはずの馬場は一晩でぐっちゃぐちゃになっていたので、馬場の中ではなく、馬繋場のすぐそばに踏み台を持ち出して騎乗することにしました。するとNさんが、「今日はそれが正解ですね」と言いながら騎乗補助に来てくれました。助かります。
騎乗して馬場に入り、今日は大きい馬場へ。いつもは比較的足下のいい小さい馬場で乗ることが多いのですが、ここまで馬場が悪いと、どこで乗ってもいっしょだし。
常歩で、腰内や肩内、ラチぞいに真横に歩かせたり、前肢旋回と後肢旋回をやらせたりといった横運動を10分ほどやってから速歩。速歩そのものは悪くないと思うのですが、さすがにこう馬場がぐちゃぐちゃだと馬が足下を気にするので前に出しにくい。ぬかるみのひどくないところを選んで輪乗りをし、たまに腰内を入れたり、反対姿勢の速歩にしてみたり。馬が止まりたがるので、速歩の維持にいつもより力がいる。
駈歩もやっぱり力がいる感じで、ぬかるみの深いところにくると苦しそうな駈歩になります。「アンタが言うほどしんどくないよ。ほれ、前行け」と駈歩を続けさせましたが、あとで自分の足でそこを歩いてみたら、確かにしんどかった(笑)。
そこまで言うなら、と小さい馬場に移動してみたんですが、こっちだってぬかるみの度合いは大差ない。結局、小さい馬場でしばらく運動してから、大きい馬場に戻りました。
ぐーちゃんは、おそらく競馬時代の古傷を右前肢に持っているので(たぶん屈腱炎)、こういう馬場で運動した後はしっかり肢を冷やしてやらないとね。まだ水が冷たいので、人間はしんどいんですが、わたしがどんなに寒くてもぐーちゃんの肢を水で洗うのは、そういう理由もあります。
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字：貸与馬、青字：自馬)
