作品紹介：は

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タイトル初版年・出版社(文庫再版時の出版社)	表紙 (購入サイトへ)	解説

はじめに慈悲ありき (文春文庫)		(準備中)

花狩 (中公文庫)		(準備中)

花衣ぬぐやまつわる...わが愛の杉田久女 (集英社文庫)		(準備中)

浜辺先生街を行く 1977年・文芸春秋社(文春文庫)		(準備中)

隼別王子の反乱 1977年・中央公論社(中公文庫・改版)		長編小説。記紀の時代のヤマトの王子・隼別と、大王の想われびと女鳥姫が恋におちた…。大王がそれを許すはずもなく、若者の激情は彼らを謀反へと駆り立てる。わたしは中学生の時はじめて読んだのですが、そのときは隼別と女鳥の激しい恋にしか目がいきませんでした。文庫が改版されてからあらためて読むと、大王と磐之媛のじっくりした魅力、また彼らの視点から見た隼別と女鳥の危なっかしさがまた面白く感じました。物語がすべて複数の登場人物の独白リレー形式になっているのに、話の全体像を見失わせない、田辺さんが修業時代からずっと練り込んだ物語と言うだけはあります。私は個人的に、この作品をおせいさんの代表作に挙げたいです。

薔薇の雨 (中公文庫)		(準備中)

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