(2008.10.19 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
わたしの半自馬グレイトは昨日2鞍使われているそうなので、今日はきっとほぐれてて乗りやすいだろう。今日はたまたま11時と16時に小さい馬場が空いているようなので、そこで乗ることにしました。
いつもなら12時からの昼休みを利用して乗るので、11時前にグレイトに早飼いをつけておくのが常なのですが、今日は11時から乗るため、乗ったあとに昼飼いをつけることに(というか、こっちが当たり前)。なのにぐーちゃんときたら、11時ごろにわたしの顔を見ると[お昼ごはんだ！]と思うらしく、ぶぶぶぶ鳴いていました。残念でした〜、今日はお仕事が先だよ。
馬房から連れ出すときも、馬装して馬場に出すときも、右トモを突っ張るようにひくひくさせて違和感を訴えるぐーちゃん。でもこれはたいがい、大げさにアピールしてるだけで、乗れば普通なんだよな。
馬場に入るところで立ち止まってイヤさをアピールするぐーちゃんを、騎乗補助のために待機してくれていたNくん先生が見て「甘えてますねぇ」と言うので、「ボク昨日も仕事してるのにー、いつもはごはんの時間なのにー」とぐーちゃんの気持ちを代弁してあげました(笑)。週3日しか仕事してないくせに、文句言うなって。
しかしまたがってみると、こりゃなんだか固いなあ。左右の違和感はほとんどないけど、トモの動きが適当。馬が「動けない」のではなく、「動かない」感じです。
ほぐれていたら常歩は短めに切り上げるつもりだったけど、こりゃダメだわ。常歩で巻き乗り、半巻き、斜め横足をしつこくやって、輪乗りの開閉、反対姿勢での輪乗りと、とにかくトモを動かす運動をしていきます。
その甲斐あってか、速歩にしてみるとそんなに前に出ない感じでもない。でも「もうちょい」感があるので、軽速歩と、手前を逆にした軽速歩を入れてみたりしました。
いったん駈歩までもっていくと、まぁそこそこの駈歩はするんですが、要所要所で鞭がないと前に出せません。まぁ、もう駈歩で鞭を使っても跳ねられる気はしないので、鞭で前に出していきます。
駈歩である程度前進気勢がついてから、もう一度速歩に戻すと、今度はわりと動かしやすくなりました。ここまで来ると肩内なんかもやってみたくなるのですが、わたしがどうにもヘタクソなのが問題。それでも2〜3歩はそれらしくなったかな、という気がします(このへんが指導なしでフリー騎乗している悲しさで、「今それで合っている」ということを誰かに教えてもらえないんですよね)。
最後にもう一度駈歩。お、さっきよりかなりいいぞ。前進気勢もそれなりに出てきたので、外方をきちんと持ってさえいればハミ受けも形になってる。
気持ちよく駈歩していると、ちょうどO先生が外出しようと駐車場に向かう途中で、立ち止まってこっちを見ているよう。駈歩しながら、「最初固くてどうしようかと思ったんですけど、今この駈歩いいですよね」と声をかけてみると、先生も「うん、ずいぶんいいね。ホントになんでそれが試合でできないかなって思っちゃうよね」。ああっ先生、それを言っちゃあおしまいです(泣)。
夕方にも乗るので、この時間は40分ちょっとで切り上げました。沈静の常歩をしながらぐーちゃんのトモを見ると、うっすら汗がにじんでいます。こういう汗はいい運動ができた証拠で、乾くのも早いのだ。馬繋場にあげてツメだけキレイにして馬房に戻し、昼飼いをあげました。
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字：貸与馬、青字：自馬)
