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(2008.10.19 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日の2鞍目は、障害レッスンの横の小さい馬場が空いたので、そこで半自馬グレイトに乗ることにしました。
ぐーちゃんを馬繋場に出してみると、やっぱり右トモを突っ走って仕事したくなさをアピールします。アンタせっかくさっきいいところまで動いたんだからさ、またそういうこと言い出さないの。

馬装したグレイトを連れて馬場へ。騎乗して常歩してみると、さっきよりマシとはいえまだ固い。やっぱり、馬繋場で頭絡をかけるときに、自分から歩き出そうとしちゃうくらいでないとダメなのね。
しばらく常歩で横運動っぽいことをやってから速歩に移行すると、ある程度はハミを受けてくれるのですが、馬場馬としてはあともうちょいというところで、かえってもどかしい。
すると馬場の外から「しゅっ」とスプレーの口まねをする声。ぐーちゃんがスプレーを怖がると知っていてこんなことするのは絶対N子先生だけなので、「せんせい〜」と抗議しながらチラッと下を見ると、やっぱり先生だった(笑)。そんなんで駈歩出ちゃったら面白いじゃないですか、もう。

通り過ぎたと思いきや、しばらくして戻ってきたN子先生が馬場の外から「ねぇKYOKOさん、考えてごらんよ」と声をかけてきたので、常歩で先生の近くまで行きます。
「速歩でさ、馬が内方前肢をつくときには、鼻先がほんのわずか外を向くの。外方前肢をつくときには内。そうやって左右にバランスを取ってるもんなのよ。それにあわせて手綱をわずかに握ってやれば馬が嫌がらないし、いとも簡単に頭なんかスコンと下がる」「あれ? 内方ついたときに内方握る?」「逆。内方ついたときに外方握る。ほんの指の中だけね」げっ。もしかして今まで逆に使ってたかも。
速歩を出して、手の内の感触に集中してみると、確かにほんのわずかに左右の揺れがあるように思える。そういえば速歩で妙に左右に揺れる馬もいるもんな。でもぐーちゃんのはホントに集中していないと感じられないくらいわずかで、馬が動かしてくるより強くハミを動かしては逆効果なんだろうな、と思ってわずかに握ります。
すると確かに、馬の頭が下がってきます。それを維持しきれないのがわたしのヘタさ加減を表していますが、ここまで来たら内方は使いすぎず、外方だけちょっ、ちょっと握るくらいでもいけるかもな。

いつの間にかN子先生の姿はなく、あたりも暗くなっていました。駈歩でも指にかかってくるハミの動きに集中してみると、速歩よりはわかりやすいかも(もちろん速歩とはリズムが違う)。
でも今日はハミをいじりすぎたせいか、あまり前に出せませんでした。ここらへんのバランスは今後の課題だな。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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