| ←557鞍目 | 558鞍目・どこまで続くぬかるみぞ (2008.12.12 あきる野・日の出乗馬倶楽部) |
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明日の試合と輸送に備え、昼休みに半自馬グレイトを動かして少し休憩させたあと、たてがみを編みました。それからまた少し休憩させ、夕方からは馬場経路レッスン。ふだんは区切ってある馬場をぶち抜いて20×60mの馬場を作り、先生がハローをかけまくってくれました。 相方はピクルス、わたしはグレイトに乗ってフラットワーク。常歩で少し動かし、グレイトのキライなぬかるみも踏ませておきます。 そこから速歩を出して蹄跡を歩かせると、ぐーちゃんが急に横っ飛びしました。確かにぬかるんでるけど、ここは昼間さんざん踏ませておいたH点。ふざけんな、と強い鞭と拍車をくれ、そのまま駈歩を出させて小さく巻き乗りします。これで「叱られている」ことがわかるのかどうか微妙なところですが、ほかにやりようもないもんなぁ。 ちょうどO先生とN子先生が見ていたので、「経路のとき、ぬかるみ外してもいいですか〜」と訴えると、「試合でそんなこと言ってらんないよ〜」と言われましたが、絶対ダメという感じでもなかったので、とくに馬場の悪いM〜F点あたりの蹄跡は外すことにしました。 先に相方が踏むことになったので、わたしは本馬場の脇の通路に出て待機。ここでたらたら歩かせると馬が緊張感をなくすので、速歩で巻き乗りや半巻きを入れつつ動かしておきます。 すると通路にもちょっとしたぬかるみがあり、そこを気にしていきなり前肢を浮かせるグレイト。いやぁ、ここは足元がいいと思ってたから油断してたなぁ。 相方と交代し、1回目の経路へ。X点の停止からC点へ直進しますが、C点のラチ外にいたN子先生を見て横に逃げようとするぐーちゃん。やれやれ。速歩を伸ばすところは鞭をくれ、前に出していきます。 しかしこの蹄跡のボコボコはどうにかならんもんかね。ぬかるみでのめると、馬が[うっ]と言って止まろうとする感じで、横っ飛びしないだけマシですが、なかなかラインが作れない。こういうときにハミを維持するのは難しいなぁ。 長蹄跡での駈歩は、のめる、登る、のめる、登ると60mのうちで4回ほど繰り返す感じなので、馬も力がいるだろうけど、わたしもけっこう馬を起こすのが大変。 停止、敬礼までこぎつけて、N子先生に「もっと股の中で馬と会話しなきゃ」と注意され、今日は自分の座りがだいぶ浅いことに気がつきました。端から見てお尻が浮くほどではないはずですが、グレイトときちんと会話するためには、もっと食い入るように座れなければ。 相方と交代して待機馬場に出てから、しばし反省。ぐーちゃんに「アンタはママの子なんだから、できる子だって見せてやろうよ。ママはアンタが他の人の子のほうがいいってみんなに言われたくないし、アンタだってママ以外の子になりたくないでしょ」と語りかけていたら、不覚にも涙が出てきました。 我ながらこっぱずかしいなぁ、と涙を飲み込み、速歩でフラットワークを続けます。 相方と交代し、2度目の経路へ。またもC点でN子先生を見ようとしますが、2度もさせるかい。鞭で気合いをつけつつ左手前で蹄跡に入り、斜め手前変換。うーん、伸びはイマイチだけど。 速歩パートでもぬかるみでヘンな動きをしようとするので、とにかく馬を遊ばせないようにしっかり脚をつけて、前へ。駈歩にしても、15mの巻き乗りなんかはいいんだけど、馬場の一番ぬかるんでいるF点、M点、H点を通過するときには(また3Bの経路はよくこのポイントを使うんだ)馬がやめたがっている感じ。 「大丈夫、できる、行け!」と声に出しながら体を起こし、気合いを入れてぬかるみを通過。こういうのはもはや、馬じゃなくて自分に気合いを入れているのです。 2回の経路練習の後、足をしっかり洗い、トモや肩のマッサージ。やっぱり寒くなってきたからか、前回の試合より調子が落ちている感じはするけど、明日は頼むよ、ぐーちゃん。 |
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![]() ↑日の出乗馬倶楽部の見取り図 (緑字:貸与馬、青字:自馬) |
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