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(2009.11.23 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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3連休の最終日、日の出乗馬倶楽部へ。わたしの半自馬グレイトは今、倶楽部のレッスンには出ないことになっているので、わたしが行かなかった昨日は休馬していて、ちょうど1日おきの運動になるはず。
昼休みに乗る許可を代表にもらい、準備をしようとしたら、他の半自馬オーナーがやってきて、自分の馬を調馬索で回しはじめました(この人はどうも、馬場の使用について一切代表に相談しないで好きに使うので、こっちは非常にやりにくい)。
とりあえず、一番端の馬場は使わないようなので、そっちにグレイトを出すことにします。

最近、グレイトは騎乗時にじっとしていてくれないので、ちょうどやってきたHくんを「Hちゃん、今日もカッコいいね!」と呼び止め、騎乗補助をさせました(笑)。それでも腹帯を締めるとき、2歩ほど後退するぐーちゃん。座布団パッドを使ったときほどひどくはないけど、今日は鞍の側にウレタンで細工をしたので、それでかな。まあどうしてもダメならウレタンはがしちゃおう。
騎乗してしまうと大丈夫そうだったので、そのまま奥の馬場へ行き、常歩から始めます。常歩ではごく普通な感じで、すごく良いとは言わないけど、決して悪くもありません。久しぶりに蹄跡で肩内、腰内を入れてみたりしました(固かったけど)。

15分ほど常歩してから、軽速歩に移行。なんだか少し右トモの動きが悪く、とくに右手前だと歩様が乱れる感じ。せっかくおとといはいい感じで終われたのに、もう今日は調子悪いのかなぁ。
そう思いながらも、とにかく軽速歩で巻き乗りと半巻きを続けていると、馬がほぐれてきたのか、スタスタ動くようになってきました。考えてみたらおとといもこんな感じで、前半のガタガタぶりが嘘みたいに、後半よく動いたっけ。

少し駈歩を入れてから、また軽速歩にすると、けっこう気持ち良く動く。ハミ受けは完全とは言わないけど、口からいじって動きを制限してしまうのがもったいないので、ある程度頭が下がっていればいいことにしました。
馬が前に出てくれるので、手綱のテンションも維持しやすく、拳が安定する。そこで、つねづねN子先生に「拳を丸くして乗れ」と言われていることを思い出し、拳(というか、手首から手の甲のライン)を丸くするように気を遣ってみます。
すると、さらにぐーちゃんが前に出るようになりました。馬が前に出やすくなった感じで、逆に言えばそれまで馬の動きを拳で邪魔していたということ。拳の向きひとつで、こんなに変わるものなんだなぁ。

運動を終えて、ぐーちゃんを馬繋場に上げて足周りの手入れ。そのままぐーちゃんをつないで置いて、ぐーちゃんの馬房を掃除しました。待たされたぐーちゃんはものすごく不満そうで、馬房からオガを運び出すたびに、こっちをじーっと凝視しているぐーちゃんと目が合う(笑)。
掃除を終えて馬房に戻すと、今度は大喜びでごろんしてました。その後にオガをブラシで払って馬着を着せるのは大変なんだけど、ぐーちゃんが喜んでるからまあいいか。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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