か〜き
タイトル 初版年・出版社(文庫再版時の出版社)	表紙 (購入サイトへ)	解説
鏡をみてはいけません 1996年・集英社(集英社文庫)		長編小説。 絵本作家と企画会社の嘱託、どっちか一方に決められない中川野百合(ペンネーム星ありす)は、企画会社の仕事で知り合った小林律に出会い、「朝ゴハンはおいしく食べたい!」という点で意気投合し、律は野百合のマンションに通ってくるようになる。だが律には妹(小姑?)頼子と先妻の子供・宵太がいて、そうそう通ってもいられない。野百合は「試験期間」ということで未入籍のまま律の家に転がり込むことに。もともとゴハンを食べるのも作るのも好きな野百合にとって、子供や律の食事を整えるのは楽しみでもあったが、「家族」の気持ちになりきれないままでも家族には色々なことが起こり、野百合は自分の気持ちに食い違いを感じるようになる…。 野百合サンが作ってるごはんがいちいち活写してあって、読んでるとおなかがすく小説です(苦笑)。おいしいごはんが幸せの素だっていうのにはとっても賛成。
蜻蛉日記をご一緒に (講談社文庫)		(準備中)
篭にりんご テーブルにお茶... 1978年・角川文庫		エッセイ集。
風をください (角川文庫)		(準備中)
かるく一杯 (ちくま文庫)		エッセイ集。
求婚旅行 (文春文庫)		(準備中)
休暇は終わった (新潮文庫)
金魚のうろこ 1992年・集英社(集英社文庫)		短編集。「金魚のうろこ」「見さかいもなく」「魚座少年」「ぬるっ」「やさしくしないで」「カクテルのチェリーの味は」「愛のそば」所収。 「金魚のうろこ」、おせいさんには珍しく大学生の男の子の一人称。しかし、どうしてこんなに男の子の健全な性欲というようなものをあっさりと書けてしまえるんでしょう。すごい。

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