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(2000.11.12 千葉・オリンピッククラブ)
4鞍目↓

今日も秋葉原に集合し、マイクロバスでクラブへ。
今回はクラブに着くと、2日目ということで説明なしにすぐ騎乗になりました。
前回とだいたい同じメンバーのはずなんだけど、人数が減っている… やっぱり1回目で「自分には向かない」と思っちゃった人がいるんですねぇ。
前回は8グループでしたが、今回は4グループなのでシフト制はなし。

今日の騎乗馬はバンビーナ。栗毛の牝馬です。
前回のおさらいのときに、馬に細長く切ったニンジンなら与えても良い、と言われたので今日はニンジンをラップに包んで持参。(細長く切るのは、ハミをかけたままで大きな固まりは食べにくいため)
騎乗前にニンジンをひとかけら手に乗せて、口に近づけてみると、食べてくれました。くぅ、かわいい。
このときのグループは、うちの相方と私、ほか一組の夫婦という「夫婦×2」グループで、せっかくなのでそちらのご夫婦にもニンジンをお裾分け。

前回のヤンソンと違い、この子は軽い扶助(合図)で動いてくれる子でした。
ヤンソンは脇腹を蹴ってやっと動き出すくらいだったのに、バンビーナは軽くかかとで押すだけで動き出す。こんなに敏感だと、かえって怖いかも。

ヤンソンのときはグループの一番先頭、バンビーナのときは3番目か4番目でしたが、だいたい動きたがらない馬を頭に、くっつきたがりの馬を後ろに配置してあるようです。
トライアルだから、いきなり走り出すタイプの子が先頭にいるとみんな走り出しちゃって危ないってことなんでしょうね。

わりとスムーズな騎乗で、指導員さんが「皆さんのレベルでは、かなり上達なさったと思います。
あ、ニンジンあげたんですか? それはかなり馬が気を良くしちゃったかもしれませんね」


4鞍目・体験乗馬の終わり…そして
(2000.11.12 千葉・オリンピッククラブ)
5〜6鞍目→
馬房のバンビーナ
ちなみにヤンソンとバンビーナは隣の馬房。
4鞍目は、もうほとんど軽速歩の練習に終始しました。
常歩のときはほとんど問題なく乗れるようになったのですが、軽速歩になると、鐙に足が深く入り込みすぎて、 さらに馬の動きの反動で鐙が足から外れそうになったりして、長いこと軽速歩が出せない。
(鐙が外れそうになったりすると足の力が抜けるので走らなくなる)

騎乗終了後、クラブハウスで待機していて下さいとのことで相方とふたりで待っていると、指導員のYさんが来て「今日はどうでしたか?乗ってて質問とかあります?」
「あの、どうしても鐙に足が深く入り込んじゃうんですけど」
「足の裏の一番広いところで踏むってことと、足の裏を地面と平行に踏むとだいぶ良くなると思いますよ。
僕なんかは、あくまでイメージなんですけど、脚を鐙に乗っけるじゃないですか、その状態でずーっと股が裂けちゃってるつもりで(笑)乗ってます。どうです? 馬に乗ったご感想なんかは?」
「前回、ヤンソンだったんですけど全然動いてくれなくて、今日はバンビーナだったんだけど、馬によってこんなに違うのかなーって」
「ヤンソンはね、だるだるですからねー。でもあれはいい馬なんですよ、僕はあの馬でライセンスとりましたし」

結局Yさんは、トライアル終了後、クラブを継続するかどうかの勧誘に来ていたわけですが(トライアル時に申し込むと割引になる)、前日までに相方と話し合っていたので、5級ライセンスコースについて話を聞いてみることにしました。
4ヶ月のあいだで8日の騎乗&試験というコースなのですが、11月から始めたら一番寒いときに当たって(根性なし?)続けられるかどうか自信がないこと、また3月4月は私が土曜出勤が多くて、騎乗に来るヒマも体力もないだろうということで、「今申し込みをして、コース開始は4月下旬からにできるか?」というのがポイントだったのですが、それは全く問題ないとのことで、決めることにしました。
ここでライセンスコース申し込み。16鞍ぶん、税込み67,000円ナリ。
もし試験に落ちても、同じ料金で試験合格まで面倒見てくれるそうです。

手続き終了から、帰りのバスの便が出るまで時間があったので、馬房に行って馬たちに挨拶する事にしました。
一人の女性が馬詮棒をうまくはめることができずに苦労しているのに出会い、思わずお手伝い。
「これはここにはめるんじゃないの?」「あっそうか!」
彼女も体験乗馬経験者で、ライセンスコースを終えて正式会員になったばかりの人でした。
「もう何鞍か乗ったんですか?」
「いえ、今日体験が終わったばっかりで、ライセンスコース申し込んだばっかりなんですよ」
「そうかー、頑張ってくださいね。落馬さえしなければ5級は受かるから」
「そうなんですか。でもねー、受からないで面倒みてもらったほうが多く乗れるかなって(笑)」
「そういうのもあるかもねー(笑)。でもね、コース終わったら寂しくなりますよ。馬との別れが。それで会員になっちゃったんだもん、私」

コースが終わったらも何も、この日から乗馬を再開する4月下旬まで 「馬に乗りたいー、馬に乗りたいー」といって日々を過ごすことになります(笑)。

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