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(2004.3.27 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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ダンスくん横木
横木をまたぐダンスくん、ちょっと得意げ。
本日2鞍目は、全乗振3級の経路練習のため馬場レッスンを入れました。実際に3級を受験するのは6月末の予定ですが、練習を始めるのに早すぎることはないと思って。
馬場だからロゼッタが配馬されると思いこんでいたので、ダンスくんが配馬されたのにびっくりしましたが、ダンスくんはロゼより前に出せるから、それはそれでいいかも。それよりもびっくりしたのは、20×60mだと思いこんでいた馬場のサイズが20×40mだったこと。O先生もN子先生も、日馬連の資格しか持っていないのでご存じなかったようで、みんなして20×60mだと思いこんでいたのですが、I野先生に「何言ってるんだ、20×40mだぞ」と言われて始めて気がついたような始末。
いい方に考えれば、日の出の馬場では20×60だとギリギリなので待機馬場がとれないけど、20×40であれば待機馬場が作れるんだよね。入場点(A点)付近に待機馬場を作ってもらうことにしました。

ダンスくんはS田さんが下乗りしてくれて、今は馬繋場で休憩させてあるので、その間に馬場の準備。精密な配置はO先生が歩測してやってくれますが、その前に馬場標識を大まかに配置するのは自分でやります。馬場の準備するのが久しぶりだから、標識の配置を覚えているかどうか自信がなかったけど、1課目の馬場を思い出したらだいたい間違いなく作れました。
革長で馬場を歩き回っていたら、「乗る人はやらなくてもいいよー」とI野先生。N子先生が「もうそろそろダンス出して、乗ってれば」と言うので、そうすることにしました。馬繋場のダンスくんのところに行って、「今日は新しい遊びをやるからね、覚えようね」と言い聞かせて馬場へ(どうもダンスくん、調馬索も部班も「なんかこういう遊び」だと理解しているフシがあるんです)。

ダンスくんを連れて馬場に出ると、スタッフのNちゃんが踏み台を持ってきてくれたので、補助を受けて騎乗。鐙の長さを合わせ、腹帯を締め直してもらって、さてどうしようかな。まだ馬場の標識を調整しているようだったので、とりあえず常歩で歩くことにしました。
待機馬場に出て歩き始めましたが、そうだ、常歩で経路踏んでみよう。1課目をやったときにはN子先生にそう教えてもらったし、一度常歩で距離感なんかを確かめてみたいし。A点から入場し、X点へ。X点でいったん馬を止め…止め…止まんないし(笑)。そうだ、ダンスくんって停止の難しい(というか、彼がよく分かっていない)馬だった。
C点まで常歩で向かい、その付近にいたN子先生に「1回常歩で踏ませてください」と声をかけると、「いいよ、やりなさい」とOKが出て、そのまま蹄跡へ。…わぁ、左手前じゃなかった。右手前だって。1課目は最初のC点から左手前で蹄跡に入るので、つい体が覚えちゃってたんですけど、3級の経路はC点から右手前なんです。

右手前から最初の隅角を通過し、M点ですぐ斜め手前変換。うわー、ものすごくあわただしいんだな、この経路。K点で蹄跡に入り、またすぐF〜X〜H点で斜め手前変換。左手前で蹄跡行進して、B点で地上横木通過ってことになっているけど、横木は蹄跡より少し内側に置かれている(当たり前だ。でないと蹄跡行進ができない)ので、ここは隅角より少し手前で曲がらないと。長蹄跡を内側にスライドして横木の上に乗せる感じで、自分の頭の中で仮想蹄跡を作ってその上を歩きます。ポイントを自分で決めなきゃいけないなんて、けっこう高度じゃないか。
ひととおり常歩で回ってみましたが、ダンスくんったらよれるよれる。部班で動いているときは気がつかなかったけど、全然まっすぐ歩くことができないんだ。そういえば事前に、S田さんから「左のトモが強いんで、ちょっと右によれますよ」と言われていたけど、このことだったのか。

「じゃあ今度は、全部速歩で回ってきな。敬礼省略していいから」ということで、待機馬場で速歩を出してA点から入場。本番のように、お手伝いMくんがA点標識を移動して、私が入場してから元に戻しています。
X点までのたった20mもまっすぐ走れないな、くそ。どうしても右に右によれようとするダンスくんをどうにかこうにかX点まで誘導しますが、全く直線じゃない。
敬礼を省略して、そのままC点へ。3級は右手前、右手前と。次の隅角を回ったらすぐ斜め手前変換、線上歩度を伸ばさないといけないから(厳密には中間速歩とは書いていなくて、「歩幅を伸ばした軽速歩」)、その前から馬を前に出しておかないと。…って、隅角だとどうしても歩度が落ちてしまうし、ここでためておこうと思っても全然前に出せていないから、ためるどころの話ではない。
結局線上に出てから鞭を使うしかないんだけど、こんなんでは歩度を伸ばしたとは言えないわ…。

斜め手前変換から、M点側の隅角手前で「そこで曲がる」と言われ、自分で隅角を作る感じで方向転換。あっほんとだ、ここからなら横木にまっすぐ進入できるな。
ダンスくんで速歩での横木通過をやるのは初めてなので(しかもこの子、あんまり足もと見ないみたいなので)緊張したけど、「ふん♪ふん♪ふーん」っていう感じのリズムで通過してくれました。座ってるこっちもふわんふわんして面白かったんだけど、ダンスくんもけっこう楽しんでいるみたい。「あっボク、この遊び知ってるんだよー、えへへ」って言ってそう。
ここで半巻きして、ふたたび横木へ。うえ、狭ーい。10mの半巻きなのですが、半巻きから直線に戻せないうちにもう横木が目の前、って感じ。「そこ、中央線を越えてもいいんだよー」もともと蹄跡より内側を走っているわけなので、そこから考えて10mだと、内蹄跡にずれた分だけ中央線を越えてもいいんだよね。つい、中央線越えちゃいけないような気がしてしまって。

本当はC点から駈歩だけど、とりあえず速歩で。せめて少し歩度を伸ばしたいものだけど、なかなかだな。左手前でE点から巻き乗り、うん進入はうまくいった。だけど巻き乗りの後半、大きくふくれてしまいます。おいおい、これで蹄跡戻れるのかよ。
蹄跡行進から、横木を挟んで半巻き、手前を変えて蹄跡行進。今度はE点で右手前の巻き乗りですが、今度はなんだか内へ入ってきます。右手前の巻き乗りは小さくなるし、左手前の巻き乗りは大きくふくれてしまうってことは、やっぱ左後肢が強いんだよなぁ。

ひととおり回ってくると、「じゃあこれで最後、本番どおりに回ってきな」ということで、待機馬場から速歩。相方に「いっぺんそこで駈歩出しちゃえば」と言われ、なるほど、それもそうか。せっかく待機馬場があるんだから。
速歩の輪乗りから駈歩の扶助を出します。ありゃー、出ないわ。速歩が速くはなるんだけど、やっぱりうまく伝わらないらしい。でもとりあえず一回出しておきたいと思って、先週習った裏技を使うことに。「シッ」と声をかけると、あっさり駈歩になりました。でも輪乗りだからか持続させるのが難しかったので、速歩に落ちるたびに「シィッ」と声をかけて持続させます。ほんとはこういうことじゃいけないんだけどさ。

ある程度前に出たかなと思ったので、馬場に入場します。X点で一応停止しようとしましたが、3歩か4歩くらいずるずると前に出てしまいました。待機馬場からO先生が「あれ? だいぶX点がずれてますよー」と、苦笑まじりに言っています。わぁん、さっき目測のこと言われたばっかりなのに。N子先生は「何やってるの、その馬止まりにくいって分かってるんだから、X点より手前で止めればいいんだよ」あぁ、確かにそうだ。
そこから速歩発進、あー失敗。2歩ほど常歩で出てしまったので、むぎゅーと脚を使って速歩に。C点で思わず左手前に出てしまいそうになり、慌てて右手前に変換。周りから見たら分からない程度だったかもしれないけど、ばたばたとヘンな脚を使ってしまったから馬が混乱したかも。ごめんね、ダンスくん。

斜め手前変換、やっぱりうまく伸ばすことができずに「そこはもっと伸ばすんでしょー! 左手に何持ってるの! 持ってるんだから使え!」とN子先生の声が飛んできます。あ、鞭持ってるの忘れてた(割とよく忘れる)。とにもかくにも前に出さないと、と思って使いますが、うーん今どっちのトモが出てるんだっけ、とか考えていたら、線上はすぐ終わってしまう。トモが出るときに鞭を入れるのが効果的だと教わっているんだけど、これっていちいち視認しているヒマはないんだな。やっぱ視認せずに手前が分かるようにならなきゃ。
蹄跡に出るあたりでようやく推進が効いて、短蹄跡はちょっと伸びている。よしこのままちょっとつめて、次のF点で譲って斜め手前変換と。さっきよりはちょっと伸びたけど、よれるよれる。おいおい、これじゃ蹄跡入れないよ。隅角も、右手前だと全然うまく回せないな。

「舌鼓じゃなくて鞭、脚! あなたの舌鼓なんか迫力ないんだから効かないっ!」それは至極ごもっともだ、と妙に感心しつつ舌鼓をやめ、鞭をふるいます。だいたい馬場に舌鼓はないし。
横木に入る手前で、「そんな勢いじゃダメ! 横木に入る前に鞭使って!」と言われましたが、横木のときにイレギュラー出されたらイヤだなぁという気持ちが先に働き、なんとなく使えずそのまま横木通過。
半巻きして折り返して、ふたたび横木通過するときにも同じことを言われましたが、横木通過しおわって次のポイントで、ようやくその意味が分かりました。C点から駈歩なんだけど、それくらい勢いつけておかないとC点で駈歩が出せないのです。
C点で駈歩発進に失敗、最後の切り札「シィッ」も効かず、そのまま蹄跡を速歩で突っ走ってしまいます。「あれっ? そこ駈歩だよね?」しまった、バレたか。「はーい最初からやりなおしー」「さ、最初からですか?」「そう、最初から。出るまで。」キビシー。

というわけで最初から踏み直し、横木通過までは難なく来た(伸ばせてはいなかったけど)。さっきの失敗を活かして、A点側からC点側に向かう横木通過の前に鞭を入れ、すこし勢いをつけてから横木通過。よしC点から駈歩、「そこでムチ使えっ!」使ったのですが駈歩にならず、仕方ないので「シッ」を使ったら、さっと駈歩が出ました。出し方は本来ではないが、この際仕方あるまい。
E点から駈歩のまま10mの巻き乗り、進入はうまくできた。でも円の半分くらいのところで速歩に落ち、「シッ」で駈歩に戻せましたが、円の後半が果てしなくふくらんでいく。おいおい、このままで蹄跡に戻れるのかい。このままだとラチを踏んでしまう(実際にはラチは置いていませんが)ので、必死で開き手綱を使っていると、突然内方脚に頼られる感じが。わわわ。
たぶん巻き乗りとしてはいびつな形をしていたんだろうけど、無事蹄跡に戻れたからいいや。

左手前の駈歩で蹄跡行進、M点で半巻き、F点手前で一度速歩に落としてからF点でもう一度右手前の駈歩発進、というのが次の経路。ところが横木をよけながらF点に入ろうとすると、私が思っていたよりけっこう急角度なんですね。うわ、どうしようかなぁと思いながら速歩に落とし、F点で蹄跡に入ろうとするのですが、まるで蹄跡と反発しているかのように蹄跡に入れられない。左のトモが強いから右に寄れやすいのは確かなんだけど、これはあまりにもコントロールできなさすぎだろ、自分。「蹄跡から駈歩でしょ〜!!」と怒られるのですが、何しろ蹄跡にも入れないんだから、内方姿勢なんかぜんぜんとれないし、その状態で駈歩発進なんかいくらやったって、馬に分かるわけないんですよね。
そのまま蹄跡突っ走ってしまったら、「半巻きからやり直し〜」と言われてしまいました。X点付近まで戻ってやり直しますが、まず駈歩を出すのにいちいち苦労しているので、その先へ進めない。悔しいので、先生に言われる前に「もう1回やります!」と申告してやりなおし。でもやっぱり何度やっても、思ったところから駈歩が出せない。
「駈歩って言ってるでしょ! 駈歩っ!! シィッ」というN子先生の声に反応して、ダンスくんが駈歩に。「ほらっ、出せるじゃないの!!」ってN子先生に言われたものの、今のは「出せた」んではなくて、N子先生に出してもらったってことは自分が一番よく知っている。

それでどうにか経路を回ってきて、X点で停止、敬礼。するとN子先生が、「だいたい回れてるんだけど、あとは駈歩の問題だけ。じゃあこれで本当に最後だから、ちゃんと回ってきなさい」…さっきのが最後って言ったのにぃ。
待機馬場で速歩と駈歩をやっていると、I野先生がやってきて「もし馬が突っ走ったらみんなで止めてやるから、大丈夫だぞ。思い切ってやれ」って先生、それぜんぜん励ましてません(笑)。
A点から入場、またずいぶん右によれつつX点にたどりつき、敬礼して演技開始。速歩部分はとりあえず(あんまり前には出せていないものの)こなしたのですが、やっぱり難関は駈歩。まずC点からの駈歩が出ず、そこからやり直すことになる。C点に戻って、ほとんど「シッ」の副扶助に頼ってどうにか駈歩を出して、E点で巻き乗りをしますが、またその途中で速歩に落ちてしまったりして。かなり情けないかも。

結局舌鼓に頼った駈歩しか出せないまま、不完全に経路を回ってきました。最後の停止もうまく行きませんでしたが、そのあと常歩に落とせなくなってきた。あれ、ダンスくんイライラしてきたな。
仕方ないのでちょっと速歩していると、「そうだ、そのくらい出しなさい」とN子先生に言われます。いやあの先生、これ馬が突っ走ってるだけなんですけど。あとからギャラリーに「すごくいい速歩だった」と言われたけど、この時の本人はそれどころじゃない。まぁダンスくんは、止まらないだけでぶっとばない子だと分かっているので、どうにかできるだろうとは思っていたんですけど。
でもこれくらい出ていればもしかして、「シッ」なしでも駈歩出せるんじゃないか? そう思って駈歩発進をしようとしたとき、ダンスくんが尻っぱねをしました。私のお尻も鞍から跳ね上げられて、完全にバランスを崩しました。やべ、落ちる。いっそ落ちてしまおうか。いや、まだまだ座り直せる。どうにか座り直して、速歩を続けます。
ダンスくんとしては、いろいろごちゃごちゃやられたんで「あぁもうっ、ボクそんなの分かりませんっ!!」って感じだったんだろうけど。

どうにかいったん常歩に落とすと、「半減却の使い方は分かってるの!?」とN子先生、「いや、えーと、ちゃんとしたやり方は習ったことないです」「半減却の使い方も知らないで馬場が踏めるか!!」そんなこと言われたってぇ、今まで誰も教えてくれなかったんだもーん。
「いい、半減却っていうのは、これから何かをやるよって馬に教えてあげる合図のようなもの。とりあえず簡単なやり方としてはね、何かやる前に、ほんのちょっとだけ脚を引く。巻き乗りに入るときでも、駈歩の扶助を出すときでも。馬はいきなり駈歩って言ったって分からないんだよ、出なくて当たり前」合図なのか! 私は今まで、推して前進気勢を作るものだと思っていた。全く見当違いだったわけだ。(余談:後から考えたんだけど、たぶん半減却の使い方って、馬によってとか人によって違うんだろうと思う。上記のやり方も「やり方のうちの1つ」であって、他のやり方もあるのかもしれない。とりあえず今の私のレベルだと、これが分かりやすいってことであって。)
ふと思いついて、「予令と動令ですね?」と聞いてみると、「そうそう」。例えば部班で人間にかけられる号令では「巻き(予令)、乗ーり(動令)」とか「駈歩用意(予令)、かけあーし(動令)」という号令のかけ方をしますが、それを馬に対してやってあげるわけね。
「ただし、ちゃんと座ってないとできないよ。だから馬場は大変なんだよ、すっごく忙しいんだよ」そう言われて、今の半巻き経路を頭の中でシュミレーション。ここから半減却、駈歩発進、半減却、方向転換、半減却、速歩へ下方移行、半減却、駈歩発進…「気が遠くなるぅ」「そういうもんなの」。

「分かった? じゃあちょっと半減却で駈歩出してみな」と言われ、まず速歩を出します。「そう、そこでしっかり座って、両脚をほんのちょっと引く、駈歩!」あっ、出た! うそー、この子で舌鼓なしで駈歩出せたの初めて。しかも、駈歩がちゃんと伸びる。ダンスくんはかなり重い子なので、「歩ごと駈歩発進」と言われるくらい脚を使い続けないと前に出ないのですが、今ならそこまで強い扶助でなくても駈歩が伸びる。きっとダンスくんがきちんと理解して出した駈歩だからなんだ。
「そうだ! 駈歩っていうのはそうやって出すの!! 分かった?」分かった、ちょっとだけど分かった。楽しいわ、この駈歩。

先生も私もエキサイトしていたので、いい加減レッスン時間が過ぎています。常歩に落として、沈静化。ちょっと歩かせていると、I野先生が踏み台を手に寄ってきて「ちょっと降りて」とおっしゃる。あら、I野先生が乗ってくださるなんて珍しい(腰を痛めておられるので、1年くらい乗っていないはず)。
下馬してI野先生の騎乗補助をし、邪魔にならないほうに馬場の端へ。うわー、私へろへろだわ。股関節とか背筋とか、もう全然力が入らない。ラチに座り込もうとしたら、相方が「ほら」と踏み台を差し出してくれました。
踏み台に座り込んでI野先生の乗るのを見ていると、「いいかい、内方姿勢の取らせ方がまるで違うんだ。内方脚と外方脚だろう。こうだ」と常歩で巻き乗りして見せてくださった後、「君のはどうかっていうと、こうやってるんだぞ」あ、上体を内方に傾けてるってことか。巻き乗りとかで傾きすぎっていうのはときどき(複数の先生から)指摘されているところ。なのに直ってないっていうのはいかんなぁ。
下馬したI野先生、「基礎からちゃんとやろうな」。

馬繋場にダンスくんを引いていき、彼はこれでお仕事が終わりなので、脚を洗ってお手入れ。この子、前肢をいじっていると「何してるのー」って感じで首をぐーっと曲げてきて、一生懸命覗き込むんですよね。かわいい。
そこへO先生がやってきて、「どうでしたか、ダンスは?」「面白いんですけど、この子…なんていうか、上手く言えないけど、私この子の口がわからないです」私はまだ、馬の口向きとかが分かるほどの実力は持ち合わせていないんだけど、この子はなんだか他の馬と違うってことは分かる。口が柔らかい馬なら引っ張ると嫌がるものだし、固い馬でもここまでっていうラインがなんとなく分かるものなんだけど、この子はいくら引っ張っても嫌がらないし、ゆるめてもハミについていかないみたいだから、どうしていいのか分からなくなることが多いんです。「馬のほうも、これからの馬ですからね」というのが、O先生の返事でしたが。でもこの子は面白いから、もっと分かってあげたいなぁ。

(後日追加:この経路、間違って覚えています。これから踏もうという人、決して参考にしないでくださいね。)

ダンスくん駈歩
最後、半減却を使って出した駈歩。こんなに出るんだなー。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)

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