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(2009.2.28 あきる野・日の出乗馬倶楽部)
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今日の2鞍目は、全てのレッスンが終わった17時から乗ることにしました。
1鞍目が終わったあと、N子先生に「あたしの拍車使ってみな」と言われました。先生の拍車は3.5cmの先丸。わたしは今まで、拍車の使い方が悪いと跳ねる半自馬グレイトに長い拍車を使えず、2cmの先丸を使っていたのですが、「そんなオモチャみたいな拍車はもう卒業しなさい」だそう。
馬場をやる以上、それは確かに避けて通れない道だし、最近ではグレイトがちょっとくらい跳ねたところで落馬するとは思わない(落ちたとしても大事にはならない)ので、素直に試してみることにしました。

グレイトの頭絡が壊れているので、今日は琥珀のものを借りています。なので、琥珀がレッスンから上がってくるのを待ってグレイトに頭絡をかけ、馬場へ。
昼に乗ったときに右前肢を少し気にする感じがあったので冷やしておいたのですが、騎乗して歩かせてみると、まだ気にしているよう。それでも、この馬は本当にダメだと思えば歩かない馬なので、これくらい歩けるなら動かしちゃったほうがいいだろう。
ただし、常歩でも無理な横運動は入れず、様子を見ながら巻き乗り程度にしました。

速歩にしてみると、1鞍目よりはマシなようですが、やっぱり左手前だと右前を気にする感じがあり、ハミのバランスもおかしい。でも、拍車で跳ねる気配はほぼゼロ。調子が悪いから我慢してるだけかもしれませんが、それでも跳ねるときは跳ねる馬だよなぁ、お前は。もしかしてこの拍車、平気なの?

グレイトという馬は、騎乗者の座りが悪ければ、拍車をはいていなくても、かかとが当たっただけで跳ねる馬です。逆を言えば、座りがきちんとしているか、抑え込むだけの体重があれば、拍車が入っても跳ねない馬。
わたしの場合、体重が50kgにもだいぶ満たず、体重で抑え込むのはまず無理で、きちんと座るよりないわけで、最初のうちは跳ねられ放題のロデオ状態でした。ようやく最近、脚の向きや座骨を矯正して、跳ねられなくなってきたところなのです。
それで、いつもより1cmも長い拍車をはいても跳ねられないというのは、けっこううれしいかも。座りか、脚の使い方かがマシになったかなーと思うわけです(いや、拍車がまるで当たってないだけかもしれないんだけど)。

駈歩の発進で拍車を使ってしまって跳ねられることも多かったのですが、今日は意外にも全く跳ねられません。馬の肢への負担を考えて、シンプルチェンジや反対駈歩はやめておきましたが、この調子の悪さでこれだけ走れれば上等ってもんです。
早めに切り上げて、馬の肢をケアして終了。これで「オモチャみたいな拍車」から卒業できることはわかったので、明日頭絡といっしょに、先生のと同じ拍車を買おうっと。

日の出乗馬倶楽部の馬場
↑日の出乗馬倶楽部の見取り図
(緑字:貸与馬、青字:自馬)


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